ひらがなをなかなか覚えられないとき、練習の回数を増やせばよいとは限りません。文字によって、子どもが目にする機会や形のわかりやすさは違います。まずは「覚えられない」とひとまとめにせず、どの文字なら親しみやすいかを見てみましょう。

この記事でわかること

ひらがなの覚えやすさには、文字との出会い方も関係します。覚えることを急ぐ前に、身近な文字から始めるヒントを紹介します。

  • 文字によって覚えやすさが違うこと
  • 覚えにくさを「練習不足」と決めつけない見方
  • 暮らしの中で文字に親しむ方法

01文字によって、出会う回数も形も違う

たとえば、自分の名前に入っている文字や、好きなキャラクターの名前でよく見る文字は、生活の中で何度も目にします。一方、あまり見かけない文字は、形と読み方を結びつける機会が少ないかもしれません。

また、ひらがなは一つひとつ形が違います。線の向きや曲がり方が複雑に感じられる文字は、形を覚えるまでに時間がかかることもあります。どの文字でつまずくかは、その子によって違います。

POINT

覚えにくい文字があるからといって、努力が足りないとは限りません。まずは、どの文字に親しみがあるかを見てみましょう。

02家庭でできる関わり方|好きな文字を一緒に探す

五十音を最初から順番に覚えようとしなくても大丈夫。絵本やお菓子のパッケージ、持ち物の名前などから、子どもが知っている文字を一つ探してみましょう。

「これは何て読む?」とテストするより、「名前と同じ文字があったね」と一緒に見つけるのがおすすめです。文字に目を向ける時間を、短く楽しいやりとりにしてみてください。

まとめ|芽吹きのヒント

ひらがなは、どの文字も同じように覚えられるわけではありません。覚える練習を急ぐ前に、身近な文字との出会いを増やしてみましょう。

  • 覚えやすさは文字によって違う
  • 名前や好きなものの文字から始める
  • 正解を求めるより、一緒に見つけることを楽しむ