ひらがなを読めても、同じ文字を書けるとは限りません。読むときは目にした文字から音を思い出しますが、書くときは文字の形を思い出し、手を動かして再現する必要があるからです。
この記事でわかること
読める文字なのに書こうとすると手が止まる。そんなときは、読む力と書く力を分けて考えると、必要な手助けが見えやすくなります。
- 読むことと書くことに必要な力の違い
- 書くときにつまずく理由
- 家庭でできる形の確かめ方
01「読める」と「書ける」は別の力
読むときは、目にした文字を見て音を思い出します。一方、書くときは、書きたい音に合う文字の形を思い出し、線の向きや位置を考えながら手を動かします。
そのため、見本を見れば読める文字でも、何も見ずに書こうとすると形が思い出せなかったり、線の向きがわからなくなったりすることがあります。「読めるのだから書けるはず」と考えず、書くときに何が難しいのかを見てみましょう。
読めるのに書けないときは、読む練習を増やすのではなく、書くときに必要な手助けを考えましょう。
02家庭でできる関わり方|指で形をたどってみる
いきなり鉛筆で何度も書く前に、見本の文字を指でゆっくりなぞってみましょう。線がどこから始まり、どちらへ進むのかを、一緒に確かめます。大きな文字を空中に描いてみるのもよいですね。
うまく書けなくても、すぐに書き直しを求めなくて大丈夫です。まずは文字の形を見て、手を動かす経験を重ねましょう。疲れたり嫌がったりしたら、そこで終わりにしてかまいません。
まとめ|芽吹きのヒント
読むことと書くことでは、必要な力が違います。読めるのに書けないときは、書くときの難しさに目を向けてみましょう。
- 読む力と書く力は同じではない
- まずは指で文字の形をたどってみる
- 書く量を増やすより、形を確かめる経験を大切にする






